鹿児島西RCアーカイブス
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鹿児島西ロータリークラブ

2012-2013年度鹿児島西ロータリー・クラブ会長 染川 周郎


 クラブ創立50周年という記念すべき年度にクラブ会長の重責を担うことになりました。もとより浅学菲才の身ではありますが、与えられました職責に全力を挙げて取り組んで参ります。申すまでもないことですが、会員の皆様お一人お一人のご協力をいただけないことには一歩も前に進めません。ご指導ご鞭撻のほど切にお願い申し上げます。

 本年度は、以下のような方針でクラブの運営にあたって参ります。

1)先ず、クラブの運営についてどのような基本的姿勢で臨むのかについてですが、創立50周年という記念すべき年度の運営であるからこそ、これまで幾多の先輩の方々が営々として築いてこられた西RCの歴史と伝統をさらに強固なものにするというスタンスで取り組みたいと考えています。私が入会しました20年前には先輩方はよく「アカデミック」な西RCということを言われました。この格調高い伝統を再構築するという基本的姿勢で参りたいと思います。

2)例会は「入りて学び、出でて奉仕」の場とされていますが、果たして自分自身がどの程度学んできたのか反省すべきところが多々あります。これまで以上に例会をロータリーという職業人の人生哲学をより深く学ぶ場にしたいと思います。50周年という大きな節目の年度であるからこそ「ロータリーの原点に戻ってロータリーを深く学ぶ場にしたい」ということです。

3)具体的には、会長挨拶の時間にロータリーの歴史、奉仕の哲学の具体的内容、ロータリの哲学の背景となっている歴史的事実や宗教上の事情などについて愚見を発表し、出来ましたら問題提起をしたいと考えています。

 また、例会のプログラムは、以前は恒例となっていた入会3年未満の新入会員卓話を中心として、状況に応じて長老クラスの会員卓話も交えて、会員卓話を重視したものにしたいと考えています。即ち、多くの会員の皆様に趣味や特技についてではなく自分の職業について、職業倫理とか職業を通じての奉仕とは何かといった観点から卓話をお願いしたいと計画しています。        

ご協力の程宜しくお願いします。

4)本年度は、当クラブの山下皓三会員がガバナーに就任されました。クラブを挙げて全力で支えてまいります。
そして、11月の地区大会、明けて3月の50周年記念事業とビッグ・イベントが続きます。会員の皆様のご負担も多大なものになると思われます。
 ビッグ・イベントは、いずれも実行委員長がおられ、実行委員会がスタートしているわけですが、当然のことながらクラブが全面的にバックアップする必要があります。その為には、兎に角、会長、幹事が雑巾掛けに徹することが最重要だと考えています。

 ビッグ・イベントの連続は、会員の皆様に取りましては、個人の時間がとられて一歩間違いますと不協和音の続出になりかねませんが、うまく回転すれば会員相互の信頼関係は強固なものになり、西クラブはさらに強いクラブなるものと確信していますし、またそうするのが会長・幹事の責務と心得ています。

5)ロータリークラブにとりまして、親睦の重要性はいくら強調しましても足りない位だということは良く認識しています。

「楽しくなければロータリーではない」というスタンスも大切にしたいと考えています。恒例の観月会、クリスマス家族会、賀寿の宴、ゴルフ会は当然のことながら、夜の会合のない月は何かと名目を付けて懇談の場としての夜の会合を実施したいと考えています。例えば、さる6月13日に「古酒屋のひとりよがりを飲みながら新年度について語る会」を実施しましたような形で進めたいと思います。皆様、万障お繰り合わせのうえご出会をお願いいたします。  

6)台湾宜蘭RCとの友好盟約の締結を実現します。

7)CLPの導入問題さらには「渚の語らい」の件についても、クラブ内で良く協議して方針を決めて参ります。

 特に、CLPにつきましては、これを推進される山下ガバナーのお膝元である西クラブで議論が進まないというわけには参りませんので、例会、学習会等を通じて皆様の討議をお願いいたします。

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